痛みを訴える患者様は多いと思います。

パーキンソン病の方を拝見していると、腰・肩・手足などの痛みを訴える方は多いと思います。
もちろん症状の程度にもよるので必ずという訳ではありません。
少し荒っぽい表現かも知れませんが、パーキンソン病は全身が緊張していて、
「常に戦っている状態」に例えられると思います。
脳の中の中脳でドーパミンの分泌が減少することは良く知られています。
代表的な症状として
①安静時振戦(手足の震え)
②無動(動けない、動作がゆっくり)
③筋強剛(固縮)筋肉がこわばる
④姿勢保持障害(前傾姿勢、転びやすい)
などが知られています。
個人的には、この他に、
「腰・手・肩・足などの痛み」もあると思います。
パーキンソン病では、身体の筋肉の緊張が過度に継続している状況なので
・朝起きた時に腰・背中・肩が痛い。まずストレッチなどの体操してからでないと動けない。
・腰・足がギユーツと締め付けられるように痛い。痺れる。
・夕方になると、身体の硬くなり痛くて動かしづらくなる。
など痛み・しびれの症状が出てくると方は多いと感じています。
パーキンソン病には運動療法が有効とされています。
散歩・体操など自分で出来る運動を継続して行うことは有効なリハビリです。
運動することによりドーパミンやセロトニンなどの脳内ホルモンが分泌しやすくなることが知られり、そのことはパーキンソン病の症状を軽減させることに有効だからです。
YNSA(山元式新頭鍼療法)では、頭皮のツボ(反射区)を用いて脳・身体がリラックスし交感神経優位な状況を軽減させてその結果、生活の質が少しでも楽になることが目的です
もちろん100%どなたにでも有効というわけではありませんが、
生活の質の維持を感じるためには定期的な通院をお勧めしてしています。
パーキンソン病でお困りの方は、ご相談下さい。