よくある質問

よくある質問の一つで、「どれくらいの間隔で通えば良いですか?」という質問があります。
そもそも症状が軽減するには、原因が解消されていくことが重要です。
しかし、どんな施術法でも100%はありませんので、
残念ながら効果を感じないケースもあります。
例えば坐骨神経痛の原因は少なくとも二つ考えられます。
①一つは坐骨神経が圧迫を受け続けて炎症が起こることで発症します。
圧迫を受ける場所は腰椎のヘルニアや、お尻の奥の筋肉のことが多いです。
②二つ目は、痛みが長引くことにより「中枢性感作」と言って、
「脳が痛みを覚えてしまう、脳が痛みに過敏に反応する。」
ケースもあります。
痛みが治まるには、少なくともこの二つの原因を解消する必要があります。
・坐骨神経の圧迫による炎症が軽減する。
・痛みに過敏になった脳を穏やかにする。
ことです。
痛みの原因・程度・期間に左右されますが、鍼灸を何回か施術を行うと痛みが軽減したり、可動域が広くなるなど、症状の軽減を感じるようになれば、鍼灸が良い方向に働いていると考えられます。
そのまま治るのがベストですが、
調子よくなって余計に動きすぎたり、気温差で冷やしたりするとぶり返したりすることもあります。
そんな感じで良くなったり、戻ったりを繰り返しながらだんだん良くなるというイメージです。
施術の間隔としては、症状が厳しい間は週に1回が理想です。
週に2回だと更に良いです。
遠方だったり時間が厳しい場合はせめて10日~2週間に一度は必要です。
症状が落ち着いてきたら、間隔をさらに空けたり、一度休んでも良いと思います。
どんな症状でも、悪くなる原因があるので、
原因がある程度解消されると楽になります。