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頭皮に鍼をするのと身体に鍼をする違いは何ですか?

患者様からの質問で、

「頭皮に鍼をするのと手足や背中などの身体に鍼をするのでは何が違うのですか?」

という質問をいただくことがあります。

結論から言うと

「頭皮でも手足でも鍼の刺激は脳に届きますが、

頭皮に鍼をすると身体に鍼をするより

刺激が脳に伝わりやすいのです。」

少し専門的になりますが、

手足に鍼をすると、刺激は背骨を中継して最終的に脳に届きます。

頭皮に鍼をすると、刺激は背骨を中継しない分、

脳に直接とどきます。

特に脳の中の中枢である

「脳幹」といわれる部分を刺激します。

脳幹は自律神経の中枢でもあり、痛みの制御(コントロール)、

情動(喜怒哀楽)とも密接に関係しているところです。

なので頭皮に鍼をすると脳の働きを調整しやすいという利点があります。


では手足や背中に鍼をする利点は何でしょうか?

手足や背中に鍼をする利点は、手足の末端の血流や

背中の反対側にある内臓に働きかけやすいという利点もあります。

それぞれの利点を良く知る事が大切です。

YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)はどのような施術法ですか?

YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)頭皮に鍼をする方法です。

宮崎県の医師、山元敏勝先生が考案されました。

YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)では人の身体を4つのエリアに分けて考えます。

①脳(脳幹・大脳・小脳)

②首のエリア(頸椎)

③背骨のエリア(胸椎)

④腰から足のエリア(腰椎)

に分けて考えます。

それぞれ診断点と治療点(鍼をするところ)があります

合谷、腕、首の診断点と頭皮の鍼をするポイント(治療点)です。

4つのエリアを診断し左右を比較することによってどこに症状の原因があるのかをみて、

頭皮の治療点に鍼をしていきます。

同じ腰痛でも原因は人によって異なります。

同じ人でも時期とタイミングによって原因は異なるので、

鍼をする場所はすこしづつ異なります。

なのでYNSAⓇでは診断が大切です。

診断によって

「どこに鍼をしたら良いのか?」

を毎回探しているのです。

頭に鍼をするので座ったまま施術ができます。

服を着替える必要もありません。

頭皮に鍼をしても頭蓋骨があるので脳に刺さることはないので安心して施術を受けられます。

5月15日(日)YNSAⓇ学会代表理事の加藤先生の講習会に参加しました。

5月15日(日)はYNSAⓇ学会代表理事の加藤先生の講習会に参加してきました。
脳卒中後遺症・パーキンソン病をテーマにした講習会でした。

YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)は整形外科的な痛み、自律神経の乱れ、脳神経疾患などに取り組んでいます。

欧米では数万人の医師が治療に取り入れている施術法です。

改めて基本の大切さ・診断→刺鍼→確認の手順の大切さ、

施術の目標設定をしっかり定める事の大切さを

医者の立場でもある加藤先生からお話を聞ける事は

大変貴重です。

また、「YNSAⓇを学びたい!!」

という熱意に満ちた先生方や、

久しぶりに直接お会いした先生方も多く、大変有意義な時間を過ごす事ができました。

今後の診療に活かしていきたいと思います。

施術の際は、マスクとフェィスシールドを着用しています。

当院では、施術の際は、マスクとフェィスシールドを着用しています。

施術中は手指消毒をこまめに行っています。

完全予約制なので他の患者さんとの接触はありません。

次の患者様との間隔を30分程空けて換気を行っています。

新型コロナウィルスの感染防止に努めております。

心が痛むと身体も痛む。

脳の中では身体の痛みを感じる感覚野と言われる場所があります。

身体の痛みを感じるとこの感覚野が反応するのですが、恐怖・不安・孤独感を感じると同じように反応することが分かってきています。

まさに、「心が痛むと身体の痛みのように感じる」と言うことなのです。

身体の痛みを感じると厳密にいうと「二次体性感覚野」というところが活性化するのですが、

精神的な痛みでも同じ「二次体性感覚野」が活性化するという事です。

このことは精神状態が身体の痛みと強くかかわっているという事にもなります。

孤独感や不安・恐れ・恐怖が強いと身体の痛みもなかなか改善しないという事にもなります。

このように、心と身体は繋がっているんですね。

参考文献「ポリヴェーガル理論」を読む 津田真人 清和書店