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痛みと脳の働きは関係しています。

腰や肩が痛い時は、その痛い場所の筋肉・筋膜に細かい傷が出来ているものと考えられますが、数週間もすればその傷は治癒するケースがほとんどです。

レントゲンなどで骨の変形が見つかるケースありますが、変形があっても痛みがある人もいれば、痛みもない人もいます。

しかし内臓に問題がある場合でも腰痛や肩こりを感じる場合もあるので正確な診断は必要です。


痛みが長く続くと気持ちもウツウツとして運動不足になり、

運動不足から筋力が低下すると身体を支えきれなくなり筋肉に負担がかかり、

また痛みがでてしまう。という負のスパイラルに入ってしまうケースがあります。

痛みは腰や肩からの神経を伝わって最終的に脳で感じています。

痛みが長期間続くと脳内での痛みを感じる神経の仕組みが変わってしまうことがあります。

そうすると痛み止めが効かなくなってしまうのです。

痛みを感じる神経の仕組みが変化してしまうと、

痛み止めを飲んでも効かない場合があるという事です。



また、痛みによる恐怖やうつ症状により脳の扁桃体が刺激され続けます。

扁桃体が刺激され続けると、脳が痛みを何倍にも感じるようになります。



この扁桃体が過敏になりすぎると、脳が痛みを何倍にも感じるようになってしまうと考えられています。

痛みをコントロールする力は、脳の前頭前野といわれるところの働きが関係しているといわれています。

この前頭前野の働きが低下すると扁桃体が強く働いてしまい、痛みに脳が過敏に反応してしまうといわれています。

痛みを軽減させるには

脳の働きも関係があるのです。

痛みと心の働きと脳の働きをリンクさせて考える事も必要です。



参考図書;慢性疼痛・脳神経疾患からの回復

YNSA山元式新頭鍼療法入門

監修:山元敏勝 著:加藤直哉

腸と脳が関係している。パーキンソン病の予防策はあるのか?

パーキンソン病という病気は

脳の中脳の黒質といわれるところの神経細胞が

変性(構造が壊れて機能しなくなる)

脱落(細胞が死んでしまう)してしまうこと

が原因といわれています。

なぜ脳の中の神経細胞が委縮してしまうのか?

パーキンソン病がいつから、どうやって始まるのか?

予防策はあるのか?

という調査は進んでいます。


1960年代から続けられた大規模疫学調査で、

パーキンソン病を発症する10数年前から頑固な便秘や嗅覚障害があった事がわかっています。

それに続く症状としては、睡眠障害とうつ状態がみられたそうです。



何が起こっているかと言うと、

頑固な便秘により腸内の異常なタンパク質が出来て炎症が起こり、

これが迷走神経を介して脳幹に入ると脳の細胞に炎症が起こります。

この炎症により、神経細胞が変性(構造が破壊され機能を失う)

脱落(細胞が死んでしまう)が周りに広がってしまう。

という過程を経て病気が進行してしまうそうです。

逆にいえば、腸内環境を整えてお通じを整える事が

脳の様々な病気を予防できる可能性があるという事です。



「腸脳相関」という言葉があります。

腸と脳は連絡を取り合っており、腸を整えると脳も整うという事です。

自律神経と心を整える一番重要と言っても良いホルモンがセロトニンですが、

脳の中には3%腸の中には95%以上あるといわれています。

ことわざではありませんが、

「腹がすわる」「腹を決める」

「腹を割って話す」などという言葉がありますが、

おなか(腸)と脳(精神)は関連があるということは、

昔の日本人は感じ取っていたのかもしれませんね。

参考文献 慢性痛のサイエンス 著:半場道子 医学書院

脳卒中後遺症です。YNSAⓇの鍼で良くなりますか?

脳卒中後遺症の方から
「鍼で良くなりますか?」
「なかなか手足が上手く動きません。鍼で動くようになりますか?」
「肩・背中が痛いです。なんとかなりますか?」
という質問をいただきます。

結論から言いますと、発症から早いほど変化を感じる方が多いようです。
数年経過していても効果を感じる方は多いです。


数回やってみて変化を感じるようであれば、施術を続ける意味はあると思います。

障害を受けた脳細胞が元通りになることは難しいと言われていますが、

脳の可塑性といって、障害を受けた脳細胞の周りが機能を補いあって機能を回復していくことは認められています。

YNSAⓇによる鍼の刺激が脳に何らかの影響を与えていると考えられています。

脳の可塑性を引き出すためには自身の意思によるリハビリが大切ですし、

手足を動かすためには、手足の感覚も大切です。

人の身体にはまだまだ未知の部分があります。

少しでもお困りの方達の力になれれば!と考えております。

パーキンソン病です。鍼治療はどれくらいの間隔が良いですか?

YNSAⓇ(山元式新頭療法)ではパーキンソン病に対して生活の質の向上を目的に施術を行っています。

「次はいつ来たら良いですか?」

「どれくらいの間隔で来たら良いですか?」

という質問をよくいただきます。

結論から言いますと

「まずは週に1回くらいのペースで1か月から2か月くらいはやってみる事をお勧めしています。

その後は2週間に1回、10日に1回、1か月に1回と間を空けても大丈夫か様子をみてみます。」

鍼施術により人間が持っている自然治癒力が引き出されるので体調の良い時が多くなってきます。

もちろん体調には波がありますので、体調が優れないときもあります。

自然治癒力が高まれば体調が悪くなってもリカバリー(回復)する力が付いてきているので、

普通の状態に戻りやすくなるのです。


「この体調の波の、良い時と、悪い時の差を出来るだけ小さくして行こう」

という考え方です。


体調の波が小さくなれば生活が楽になります。

YNSAⓇの鍼施術では生活の質の向上を目的にとしているのです。

これはパーキンソン病だけでなく他の疾患でも同じような考え方です。

身体がもっている「体調を維持しよう」という働きを高めることによって

ツライ状況になっても回復力が付いてくるということです。

筋肉から出るホルモンが病気を防いでいる!

テレビやSNSなどで元気な高齢者の方が出てくると

「ああなりたい。」「いつまでも元気でいたい!」と誰でも思います。

元気なご高齢の方で、共通して言える事の一つに、

良く身体を動かしていることだと思います。

最近の研究では運動をすると筋肉から「マイオカイン」というホルモン分泌されることが分かっています。

この「マイオカイン」はアスリートのような激しい運動では分泌されず、

散歩などの軽く汗をかく程度の運動で分泌されることが分かっています。

マイオカインがでることによって身体の中で病気の原因となる

いろいろな炎症を抑えることが分かってきています。

これらの炎症が血管で起これば動脈硬化がおこります。

この動脈硬化が心臓の血管で起これば心筋梗塞、

脳の血管で起これば脳卒中、

脳の神経細胞で起これば、パーキンソン病などの神経変性疾患

肺などの内臓で起こればガンなどを発症します。

このマイオカインは抗炎症作用、抗酸化作用、抗老化作用があるといわれています。

これらのマイオカインの働きによって

まさに「健康寿命」を伸ばすことは期待できるでしょう。

また、運動することによって

「下降制抑制系」といって脳が痛みを抑える働きを高めること。

「痛み閾値の上昇」がおこり痛みに過敏になることを防ぐ事。

「記憶力の向上」も分かってきています。

このように、散歩などの軽い運動はまさに

「百薬の長」ともいえます。

しかし、やり過ぎて疲労が溜まると逆効果になることもあるので注意しましょう。

参考文献 慢性痛のサイエンス 著:半場道子 医学書院