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1月の予定です。
年末年始のお休みは12月30日金曜日~1月5日木曜日です。
よろしくお願いいたします。
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弊院は
定休日:月曜日・木曜日
受付時間
火曜日~土曜日:10:00~17:00
日曜日10:00~13:00です。
1:当院は完全予約制です。
他の患者様との接触はありません。
2:施術中はマスクとフェィスシールドを使用しています。
3:鍼は滅菌された使い捨て鍼を使用しています。
4:手指消毒をこまめに行っています。
5:換気を常に行い空気を入れ替えています。
6:手洗いではペーパータオルを使用しています。
7:ベッドでは使い捨てのペーパーシーツを利用しています。
安全・安心して施術を受けていただけるように心がけています。
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よろしくお願いいたします。
「痛覚変調性疼痛」検査しても分からない痛みがあります。
皮膚や筋膜には痛みを感じるセンサーあります。
そのセンサーで感じた刺激は神経線維・神経細胞を伝わって脳の感覚野に届きます。
従来、痛みには大きく分けて2種類あるといわれていました。
①痛みセンサーを刺激して感じる痛みは
・・・「侵害受容性疼痛」
例:切り傷や打撲などケガで皮膚や筋肉が傷ついた場合
②痛みなどの感覚を伝える神経細胞や繊維が傷ついて起こる痛みは
・・・「神経障害性疼痛」
例:手術や事故、脳卒中の後遺症で神経線維・神経細胞が傷ついた場合
しかし、最近この二つに当てはまらない痛みがあるという事が医学界でも認知されるようになってきました。
それは、CTやMRIの画像診断や血液検査でも全くの異常がないに実際に感じられる痛みです。
第3の痛みともいわれる
「痛覚変調性疼痛」です。
痛みの信号は皮膚などから神経を伝わって脊椎(背骨)に入り、脳に伝わります。
脳の中で痛みを伝える神経のルートに異常がおこり、痛みを強く感じるようになるのです。
この痛みは、痛みへの不安・恐怖・ストレスなどの心理的な影響が大きく関係していると言われています。
この「痛覚変調性疼痛」は従来の痛みが長引いた時にも起こるといわれています。
痛みが長引き、不安・うつっぽい・怒り・人間関係のストレスなどが加わると、
痛みを感じる神経のルート上に異常がおこってしまうのです。
身体の痛みに対しては、脳から
「下行制抑制系」と言われれる痛みを鎮める働きがあるのですが、
痛みが長引いて、ストレスや不安を長期に感じていると
この痛みを鎮める脳の働きが上手く働かなくなってしまうのです。
痛みは長引かせないようにすることが重要です。
痛くて動けない状況から、
痛みがあるけど動かせる
↓
痛みが減ってきて動くのが楽になってきた。
↓
痛みが時々あっても気にならなくなってきた。動いても痛みがあまり気にならなくなってきた。
このように、痛みが減って動かせるようになることが大切です。
「合谷のお灸」で免疫力の活性・不安やストレスの軽減
お灸をすると、皮膚にフレアと言われる発赤が現れます。
これは軸索反射といわれる現象で、血管拡張反応が起こったためです.
お灸の熱の刺激が入ることにより、「血管を広げて血流を良くしよう!」
という働きです。
お灸の効果を上げるコツの一つは、皮膚の下に太い血管や神経が通っている場所にお灸をすることです。
合谷といわれるツボの下には、橈骨神経・橈骨動脈が通っています。
強く抑えると痛みがあるのはそのためです。
合谷に限らずお灸の熱が血管や神経を刺激すると、先ほど述べた軸索反射の他に、
一酸化物質(NO)やヒートショックプロテインが作られます。
これにより血流を良くして、さまざまな免疫反応を起こします。
お灸を続けることにより風邪をひきにくくなったり、ひいても軽くすむことが多くなるのは
そのためです。
そのほか脳血流量を整えるというデータもあるようです。
皮膚と脳は発生学的に同じ外胚葉由来なので、皮膚を刺激することは脳を刺激することに繋がるからです。
イギリスにおいてはうつ病患者に対する鍼灸治療の大規模な調査では
鍼灸施術3か月後にうつ症状スコア(PHQ-9)の減少が認められたという報告もあります。
うつ病は脳内のセロトニン不足や脳の炎症が原因ではないか?と言われています。
お灸をすることにより、脳内のセロトニンやオキシトシンという不安やストレスを軽減させるホルモンの分泌が促されたり、脳内の炎症が軽減されることが分かってきています。
たかがお灸ですが、身体に有益なさまざまな反応を引き出してくれるのです。
合谷のお灸はセルフケアとしても手軽に行えるのでお勧めです。
参考資料:第71回日本自律神経学会/共催シンポジウム/鍼灸と自律神経、最近の進歩
「リハビリは脳の回路を変化させて機能を回復させる」という研究がありました。
脳卒中になると身体の半身が麻痺をおこしてしまいます。
後遺症で歩行が難しくなったり片方の手が動かせないので、日常生活がとても不自由になります。
脳卒中後どのようにしたら、手足を再び動かせるようになるのか?
昔から世界中で様々な取り組みがあります。
脳卒中になると脳から身体に運動の指示を出したり、感覚を脳に伝えるルートが障害を受けてしまいます。
このため手足動かせなくなったり、手足の感覚が分からなくなったりします。
しかし、リハビリを積極的に行ことによって、別の神経のルートが働きだすことが解明されてきています。
別の神経ルートは脳幹の中でもより進化的に古いと言われている延髄の網様体・中脳の赤核と言われるところが関係しているそうです。
まだ、マウスでの研究段階ですが、人間でも同じような事が起こっていることは十分考えられると思います。
人間の身体には未知の部分がたくさんあります。
諦めずに取り組みを続けて、改善されていらっしゃる方の脳内でも似たような事が起こっているのだと思います。
あきらめないで続けることが大切です。
当院では、YNSA(山元式新頭鍼療法)を主とした施術を行っております。
頭皮に鍼をしたまま運動法などを行い、歩行・手の動きの改善などに取り組んでいます。
お困りの皆様の力になりたいと考えております。
参考:名古屋市立大学大学院医学系研究科の飛田秀樹教授らの研究です。