YNSA®(山元式新頭鍼療法)はどのような施術法ですか?
YNSA®(山元式新頭鍼療法)では、頭皮に鍼をします。
鍼をする場所は、合谷・上腕・首のにある診断点の変化をみながら決めます。
鍼をして診断点が変化し、症状が変化しているか?を確認しながら施術をすすめます。
この診断点と鍼をする点は、身体の症状のある場所と繋がっているのではなく、
症状の原因と繋がっている場所に変化がおこるのです。
例えば、腰に痛みがあったしても、腰の反応があるとは限りません。
首に何らかの原因があって腰が痛む場合もあります。
また最近では慢性の腰の痛みでは、痛みを脳が記憶するなどの脳の働きが関係してることも科学的に明らかになってきました。
つまり、腰の痛みでも、首に原因があれば首とつながる点に、
脳の働きに原因があれば脳の働きと繋がる点に変化が現れるのです。
YNSA®では症状の原因のある部位と繋がる場所を毎回探して施術するので、
毎回オーダーメードの施術になります。
参考図書:あきらめなければ、痛みも麻痺も必ず治る!:山元敏勝:ソレイユ出版
2月の予定です。お電話か・お問い合わせフォーム・LINEをご利用下さい。
2月の予定です。
定休日は月・木曜日ですが、2日(木)は10:00~13:00まで受付させていただきます。
よろしくお願いいたします。
ご連絡は、お電話・ホームページお問い合わせフォーム・LINEをご利用下さい。
1:弊院は完全予約制です。
他の患者様との接触はありません。
2:施術中はマスクとフェィスシールドを使用しています。
3:手指消毒をこまめに行っています。
4:換気を常に行い空気を入れ替えています。
5:手洗いではペーパータオルを使用しています。
感染対策を引き続き継続しています。
脳卒中後遺症です。麻痺側の手足が緊張して痛いです。YNSAⓇの鍼でなんとかなりますか?
脳卒中の遺症でリハビリを頑張っていらっしゃる方のお悩みに、
「麻痺側の緊張が強くて痛い。」
「足が痛くて歩きたくない。」
「手足が硬くなって着替えるのに時間がかかる。」
などがあります。
麻痺側が痛くなる場合と健側が痛くなる場合があります。
痛みがあるとリハビリに対しての意欲がわかなくなってしまう事もあります。
寒くなってくると特に
麻痺側は血流を促す神経の働きが充分ではないため、血流が滞りやすいのです。
そのため痛み物質や老廃物も排除されづらい傾向があるので痛みに繋がりやすいと考えれます。
健側の痛みは、麻痺側の動きをカバーしようとして負担が大きくなった場合です。
麻痺のある方の歩き方は、どうしても良い方に重心が偏りがちです。
麻痺側の股関節・膝関節・足関節の動きに制限があると、腰や背中の動きでカバーしようとするので良い方の腰・背中が痛くなるのです。
YNSAⓇの鍼施術の目的は
痛みの軽減、生活の質の向上です。
具体的には
①筋肉の緊張を和らげる。
②痛みを軽減させて日常生活・リハビリへの影響を抑える。
③歩行などの運動機能の亢進。
④転倒予防
⑤自律神経症状の改善(睡眠の質の向上、便秘、うつ傾向)
⑥感情失禁(怒りっぽい、鬱っぽい等感情のコントロールが難しい)
⑦言語機能の改善(言葉を話しやすくする。聞いた言葉を理解しやすく等)
が目的になります。
脳卒中の麻痺では手足が動かないことに注目がいきますが、
⑤自律神経症状の改善や⑥感情失禁の改善
が進むことにより、運動機能や痛みが軽減されることが多いと言われています。
YNSAⓇでは頭に鍼をするので着替える必要はありません。
座ったまま施術ができます。30分程頭に鍼をしたまま動きの練習・運動療法を行う事が可能です。
発症から半年以上経過していても症状が改善する可能性はあります。
患者様と出来ることからコツコツ始めて行きます。
脳卒中後遺症で、手足が緊張して硬くなるのはなぜ?
脳卒中後遺症の一つに手足の筋肉が緊張する筋痙縮と言われる症状があります。
手足・身体が思うように動かなくなるので日常生活・仕事に大きな影響がでてしまいます。
脳の中で出血や血管が詰まることによって一部の脳細胞が障害を負ってしまう事が原因です。
脳卒中後遺症の程度は、この障害を負った範囲や程度、発症時の対応などで人によって異なります。
手足を動かす命令は脳の大脳皮質運動野と言われるところから始まります。
この命令系統はいくつかに分かれて手足の筋肉に繋がっていきます。
また、筋肉が伸ばされ過ぎて傷めないように筋肉を縮めようとする、伸張反射という仕組みも備わっています。
命令系統の種類によって、この伸張反射を弱めたり強めたりする働きがあります。
脳卒中後遺症になると、この伸張反射を弱める働きがある系統がダメージを受ける事が多いので、相対的に伸張反射を強くする系統が活性化して筋肉が緊張しやすくするのではないか?
と考えられています。
この伸張反射は身体が危険を感じたときなどに起こりやすいので、バランスが悪く不安を感じたりすると強くなる傾向があります。
ある意味、身体の防衛本能なのかもしれません。
脳卒中後遺症の方の日常では、姿勢のバランスを安定させることはとても大切なことになります。
参考図書:脳卒中の動作分析、著:金子唯史、医学書院
YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)はどのような施術法ですか?
YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)頭皮に鍼をする方法です。
宮崎県の医師、山元敏勝先生が考案されました。
YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)では人の身体を4つのエリアに分けて考えます。
①脳(脳幹・大脳・小脳)
②首のエリア(頸椎)
③背骨のエリア(胸椎)
④腰から足のエリア(腰椎)
に分けて考えます。
それぞれ診断点と治療点(鍼をするところ)があります。
合谷、腕、首の診断点と頭皮の鍼をするポイント(治療点)です。
4つのエリアを診断し左右を比較することによってどこに症状の原因があるのかをみて、
頭皮の治療点に鍼をしていきます。
同じ腰痛でも原因は人によって異なります。
同じ人でも時期とタイミングによって原因は異なるので、
鍼をする場所はすこしづつ異なります。
なのでYNSAⓇでは診断が大切です。
診断によって
「どこに鍼をしたら良いのか?」
を毎回探しているのです。
頭に鍼をするので座ったまま施術ができます。
服を着替える必要もありません。
頭皮に鍼をしても頭蓋骨があるので脳に刺さることはないのでご安心下さい。