コラム Information

パーキンソン病の方の目まい、ふらつき

パーキンソン病の方で、歩いているときに方向を変えたり

 

ターンをした時に、ふらついたり目まいを起こすケースがあります。

 

原因の一つに、「身体や頭の傾きにたいして目の動きを合わせる動きが追い付いていない。」

 

事が考えられます。

 

前庭・動眼反射といって頭や身体が動いたときに、

 

目の奥の網膜上に映る画像がぶれないように、眼球の動きを調整している働きがあります。

 

小脳や首の緊張や背中の緊張も関係しています。

 

そのような時は、

 

・ゆっくり方向転換をする。

 

・ターンをする時は、足ふみをしながらターンする。

 

・1・2、1・2と頭の中でリズムをとりながら足ふみする。

 

などを行うと、目まいやふらつきが軽減する可能性があります。

寒さ対策に、仙骨を温める。

寒さが厳しい季節です。

 

寒さで身体が冷えることは、

 

冷え性の方だけでなく・腰痛・坐骨神経痛・膝痛や脳卒中後遺症・パーキンソン病などの脳疾患

 

などの方にとっては避けたいことです。

 

さまざまな寒さ対策がありますが、

 

寒さ対策に仙骨を温めることも、有効な対策の一つです。

 

仙骨はおしりの真ん中付近にある三角の板状の骨です。

 

仙骨には小さな穴が開いていて、この穴から坐骨神経や血管が

 

足や骨盤の中につながっています。

 

仙骨からでている神経は副交感神経の働きにとても重要です。

 

ここを温めることは足や骨盤の中を温めて、深部体温を上げることにつながり、

 

冷え性だけでなく坐骨神経痛・冷え性・婦人科系の悩み・頻尿などに有効です。

 

深部体温を上げることにつながるので、脳卒中後遺症やパーキンソン病などの脳疾患の方の

 

痛み・筋肉の緊張・手足のこわばり・不眠・頻尿・気持ちの落ち込みなど

 

自律神経・体調を整えることに繋がります。

 

温める方法は、インナーの上からカイロを貼ったり腹巻などがおすすめです。

 

カイロを貼ったまま寝ると低温やけどの原因になるので、

 

貼ったまま寝るのは避けてください。

 

寒くなると痛みが辛くなる。

寒くなると痛みが辛くなる。

脳卒中後遺症/パーキンソン病の方で寒くなると

 

「麻痺側の手足が痛い。」

「手足が固くなる。」

「身体が固くなって歩き辛くなる。」

 

このような方は多いです。

 

麻痺やパーキンソン病が原因により血流が滞り酸素や栄養が届きずらくなり、

 

痛みや関節の固さなどの原因になることが多いと考えます。

 

麻痺があると、感覚が鈍くなり

 

実際は身体や手足が冷えているのに、冷えが分かりづらくなっていることもあります

 

最近は、防寒インナーなど優れものが多く売られています。

 

麻痺・痛みには冷えは大敵です。

 

痙縮で服を着るのが大変な方でも、マッサージしたり、部屋を暖かくしたり、電気毛布、湯たんぽなど

 

上手に使って身体や手足が冷えないようにすることは、

 

冬を乗り切るための重要なことだと思います。

 

あと生姜など、身体を温める食材も良いですね。

 

生姜は味噌汁にいれるなど、熱を加えた方が身体が温まりやすくなります。

 

 

 

 

 

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