コラム Information

痛みと脳の働きには深い関係があります。

痛みが長期になると、

 

痛みに対して脳が過敏になっている可能性があります。

 

脳内の痛みのコントロールには

 

「扁桃体」と「前頭前野」(DLPFC:背外側前頭前野)が関連しています。

 

★扁桃体は不安・恐怖・怒りの感情と深く関わっています。

 

痛みに伴って不安・恐怖・怒りなどの感情が続くと扁桃体が刺激され続けて興奮しやすくなります。

 

 

★前頭前野は意欲・創造力・判断力・理性などの高度な働きをしいてます。

 

そして前頭前野の一部(DLPFC:背外側前頭前野)には、痛みを抑制する役割があり

 

扁桃体が興奮しすぎないようにセーブする働きがあります。

 

 

痛みがあっても前頭前野の働きで、ある程度の期間は扁桃体の興奮を抑えています。

 

しかし、長期間続くと前頭前野の働きが低下してしまい扁桃体が強く興奮してします。

 

この結果、「痛みに脳が過敏に反応してしまう」といわれています。

 

通常であれば「1」の痛みを「5」の痛み、場合によっては「10」の痛み

 

として何倍にも強く感じてしまうのです。

 

痛みがあると痛みを避けようとして身体を動かさなくなり、

 

身体が硬くなるとさらに痛みが増し、悪循環に陥る可能性があります。

 

痛みに過敏になっている脳の興奮を鎮ずめることにより、

 

痛みが軽減する可能性があります。

 

 

参考図書;慢性疼痛・脳神経疾患からの回復

 

YNSA山元式新頭鍼療法入門

 

監修:山元敏勝 著:加藤直哉

胃腸の調子が悪さの原因は、自律神経が乱れの可能性があります。

・なんとなく胃がもたれる。

 

・便秘、下痢になりやすい。

 

・食欲がない、胸やけがする。など

 

 この季節になると、胃腸の調子が悪くなるケースがあります。

 

 これらの症状は自律神経の乱れと関連がある可能性があります。

 

 胃腸の働きは、自分の意識で動かしているのではなく、

 

 自律神経が24時間365日動かしています。

 

 人の身体は「7度以上の温度差」を何回も繰り返すとストレスを感じて「寒暖差疲労」に繋がるそうです。

 

 日中35℃を越える外から27℃程度にの室内に入ると気温差が8℃になります。

 

 これを繰り返すと胃腸を動かしている自律神経が働きすぎて疲れてしまう、

 

 と考えられています。

 

 湿度も体感温度に大きく影響しますので、

 

 湿度の変化も自律神経の疲労に関係しているとも考えられます。

 

 

Q、自分で出来る対策はありますか?

 

A、 ・冷房で身体を冷やす服装を避けること。

 

 ・質の良い睡眠をとること。

 

 ・バランスの良い食事を摂る事。

 

 ・ストレッチ、ウォーキングなどの軽めの運動を行うこと。

 

 首・足首が空気に触れる状態ですと冷房の時に身体を冷やしてしまいます。

 

 首・足首は、太い血管や神経が通っています。

 

 首・足首を冷やす事は、この血管・神経を冷やすことになり身体を冷やすことに繋がります。

 

 冷房に効いた部屋にいる時はストール、丈の長い靴下などで足首・首を冷やさないようにしょう。

 

 参考文献:生理学第二版、医歯薬出版株式会社

 

 

 

 

 

 

車と同じように、身体にもメンテナンスは必要です。

・眠りが浅い。

 

・痛みがとれない。

 

・薬を飲んでいるが、なかなか良くならない。などのケースがあります。

 

車は定期的にメンテナンスすることで、調子よく長い期間走ってくれます。

 

人の身体にも同じ事がいえます。

 

鍼灸には、痛みや炎症の軽減、免疫力への良い影響がある事が分かってきています。

 

身体のメンテナンスの手段として

 

鍼灸を考えてみてはいかがでしょうか?

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