コラム Information

病気の種類と自律神経について

自律神経の働きには、交感神経と副交感神経があります。

 

これらの働きは、人が大昔に洞窟で生活していた時代とあまり変わっていないと考えられています。

 

交感神経は獲物や外敵に出会ったときなどの戦闘態勢モードです。

 

なので血圧・脈拍・血糖値が上昇し、全身の筋肉が緊張し、汗をかきます。

 

体温も上昇します。

 

この時は、内臓の蠕動運動はお休みモードになります。

 

副交感神経は獲物を得て仲間とリラックスしながら食事をしているようなモードです。

 

食事をしているので内臓の運動が活発になります。唾液も大量に分泌されます。

 

さまざまな病気や体調不良の原因に交感神経・副交感神経の働きの不調が考えられます。

 

交感神経の働きすぎ、副交感神経の働きすぎ、どちらが原因で始まったのか?

 

この原因を考えることは大切なポイントになるかもしれません。

 

参考図書:阿保徹のやさしい解体新書、実業之日本社

 

 

 

 

YNSA(山元式新頭鍼療法)のA点について。

YNSA(山元式新頭鍼療法)は頭皮に全身の各部位に対応したツボがあると考えています。

 

そのなかでも最も多く使う点にA点があります。

 

前髪際の位置で正中線から約1センチの程外側にあります。

 

A点は頸部(頸椎)と対応しております。

 

頸椎は7個ある事から、ツボとしては縦に約2センチほどの間にA1からA7まであります。

 

頸椎に沿って星状神経節という身体の痛みや自律神経の働きと非常に関係の

 

深い神経が通っていることから、身体の痛みや自律神経の症状に深い関連があると

 

考えています。

 

また、手に向かっている神経は頸椎の隙間を通って

 

鎖骨の下を通り腕・肘・手首から指先に向かっています。

 

このことから、脳卒中後遺症の肩や手・指先の症状、頚椎症にも使われます。

 

参考図書:山元式新頭鍼療法の実践、三和書籍、

YNSA®(山元式新頭鍼療法)はどのような症状に効果があるのでしょうか?

YNSA®(山元式新頭鍼療法)では頭皮にある身体の各部位に対応したツボに鍼をしていきます。

 

どこに鍼を刺すかはYNSA®独自の診断方法で調べます。

 

同じ患者様でも毎回診断して施術を行います。

 

どのような症状に効果があるのでしょうか?

 

①痛み

 

「痛み」は痛みがでている肩・腰・膝などの部位で起きている炎症が原因です。

 

痛みが長引くと、「脳が痛みを過敏に感じるようになる」

 

ことが最近の研究で分かってきています。

 

「脳が痛みを過敏に感じるようになる。」と痛み止めが効かなくなったり、

 

気持ちの落ち込みや不眠などの自律神経症状がでてきます。

 

 

②脳卒中後遺症による麻痺

 

「麻痺」は動かなくなった手足に問題があるように感じられますが、そうではありません。

 

麻痺は脳出血・脳梗塞によって中枢神経に障害が起こり脳からの命令の通り道が障害を受けたことによって起こります。

 

「手を動かせ」「足を動かせ」という脳からの命令が手足に届かなくなることが原因です。

 

 

③パーキンソン病

 

パーキンソン病の症状には、

 

手足の震え、前傾姿勢、筋肉の硬直、腰や背中の痛み、便秘、不眠などの症状があります。

 

パーキンソン病は脳の中で「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌が少なくなることが原因と言われています。

 

ドーパミンは身体の筋肉の動きの調整や、自律神経の働きに大きく関連しています。

 

ドーパミンはやる気・意欲とも関係していますので、パーキンソン病の症状の一つに

 

気持ちの落ち込み・うつ症状があるのはこのためです。

 

 

③不定愁訴(自律神経のみだれによる症状)

 

頭痛・耳鳴り・身体がだるい・眠れないなどの症状があるのに原因が分からない状態を不定愁訴と呼びます。

 

この不定愁訴は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因です。

 

参考図書:あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る。著:山元敏勝、ソレイユ出版

 

 

 

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