頭痛で辛いです。緊張性頭痛と片頭痛はどう違いますか?
Q1、緊張性頭痛と片頭痛はどう違うのですか?
A1・緊張性頭痛の症状は後頭部から頭頂部への締め付けられるような鈍痛、圧迫感があります。
緊張性頭痛の原因は首肩の筋肉の緊張により血流が悪くなり脳が酸素不足になることで痛みが起こります。
・片頭痛の症状はズキン、ズキンという拍動性の痛み、吐気です。
片頭痛の原因は諸説ありますが、頭蓋骨の中の血管が何らかの原因で拡張して炎症が起こっている。
と考えられています。
Q2、何か自分でできる事はありますか?
A2、緊張性頭痛の場合は、首肩の筋肉の血流を促すことが対策になります。
デスクワークの際は、適時首肩周りのストレッチを行い血流を快復させる。
首肩を温める。
冷えないようにストール、ネックウォーマーを使う。
片頭痛の場合は予防が大事です。
脳の血流を司っている三叉神経は、顔の感覚・歯、口の中の感覚を脳に伝えています。
とても冷たい風を顔に当てたり、アイスクリームのような冷たい食べ物や飲み物で、
三叉神経を強く刺激する事は避けた方が良いでしょう。
もし痛みが強い場合は耳の前を触ってみて、
拍動しているところを冷やしてみると痛みが和らぎます。
参考図書:痛みのサイエンス、半場道子、新潮選書