片頭痛・顔の痛み・目の痛み・下歯槽神経麻痺と三叉神経
・片頭痛はズキズキという拍動性の痛みが特徴です。
筋肉の凝りが原因の緊張性頭痛ですと
「温めて血流を良くする」と楽になるのですが、
片頭痛は血流が良くなる「逆に辛くなる」のが特徴です。
原因は「三叉神経・血管説」仮説があり、脳の血流を調整している三叉神経が
何らかの原因で炎症を起こしてしまう事が原因ではないか?
と考えられています。
・顔の痛みには、三叉神経痛などがあります。
顔に何か触れていると三叉神経を介して脳の感覚野に伝わります。
この三叉神経が何らかの原因で炎症を起こすと三叉神経痛を起こします。
「ビリビリッ」とした痛みが特徴で少しの刺激で痛みが誘発されてしまう傾向があります。
・歯科治療などで、歯の感覚を司っている三叉神経の中の
下歯槽神経にダメージを与えてしまうと
痛みやしびれが残ることがあります。
三叉神経は首から上の症状と大きく関係している可能性があります。
参考図書:生理学、公益財団法人東洋療法学校協会、
痛みのサイエンス、中場道子、新潮選書