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腰が痛い時は、安静?動いた方が良い?

リモートワークなどで運動不足になりやすい方が多くなっていると思います。

運動不足が続くと筋力低下、特に足腰が弱ってしまいます。

ストレスもたまると、ふとした動作をした時にぎっくり腰になりやすいんですよね。

欧米では「魔女の一撃」ともいわれます。
痛い時は、身体を動かした方が良いのか?

ぎっくり腰になった後、
安静にした場合と、早い時期から出来る範囲で動かした場合の比較です。

ぎっくり腰のあと、3ヶ月以上痛みが続いた割合です。
安静にしていたグループ 約30%
早期から動いたグループ0%

ぎっくり腰の2回目を再発した割合
安静にしていたグループ
約50%
早期から動いたグループ
約20%以下
だった。

じっと安静にしていると、身体の血流も悪くなり筋力の低下にもつながります。

動かさないでいると疲労物質が増えて筋肉も硬くなってしまい、身体に負担がかかりやすいという悪循環に陥ってしまいます。

腰痛の時は、いかに早く日常生活に戻る事が大切です。早い時期から身体を動かすことが再発防止につながるということですね。

痛いとなかなか身体を動かすことができないので、

初期の段階で痛みを楽にすること、痛みを長引かせないことが大切です。


参考文献
山元式新頭鍼療法の実践
著 加藤直哉/冨田祥史
三和書籍

スマホを見続けると自律神経が混乱する理由。

リモートワークでパソコンやスマホを見る時間が増えている方は多いようです。

近くで画面を見続けていると眼が疲れます。

なぜでしょうか?

人間の身体の仕組みは数千年前の洞穴で生活していた時と変わりはないです。

自律神経の働きも変わっていません。




人間は遠くを見る時は臨戦態勢の交感神経が優位になります。

遠くを見る時は外敵や獲物をいち早く見つけようとします。見つけたらすぐ動けるように血圧と血糖値を上げて身体を緊張させます。

こうして交感神経が優位になります。



逆に近くを見るときはリラックス系の副交感神経が優位になるようにできています。

近くを見る時は、リラックスして家族や友人と会話したり食事をして内臓の消化活動を高めます。
血圧・血糖値は下がり脈拍はゆっくりになります。

こうして副交感神経が優位になりリラックスしています。

長時間パソコンやスマホなど近くを見る事は副交感神経優位なのに、

仕事の緊張やストレスで交感神経優位なるという矛盾した状況になるのです。

さらに興味のある記事が出てくると「読みたい!」「知りたい!」という欲求がでてきて、

交感神経を高めるドーパミンが放出されさらに交感神経が優位になります。



これは人間が長い歴史の中では体験したことのないことなので、脳は混乱し疲労が倍増します。

さらに、ブルーライトが悪影響を与えるといわれています。


ブルーライトは昼間の日光に多く含まれているので、脳は昼間と勘違いして覚醒状態になります。

寝る前にスマホを見ると眼がさえて眠れなくなるのはこのためです。

脳が疲れて眼が疲れているのです。

脳疲労という言葉も出てきました。

この脳疲労の解消には質の良い睡眠が最も大切です。

「自律神経の仕組みは狩猟時代と変わっていない。」と考えると分りやすいかも。

人は昼間交感神経が優位になり、

夕方から夜になるにつれ副交感神経が優位になることが知られています。

この仕組みは人間が数万年前に狩猟生活をしていたときから、ほぼ変わっていません。

そのように考えると、自律神経の不調の原因が分かりやすくなることがあります。

例えば、低気圧が近くなり雨が降りそうになると気分が落ち込んだり頭痛がしたり、
身体のアチコチが痛くなるケースです。

狩猟生活ですと、天気の良い時は狩りや野山に食べ物をとりに行きます。

この時は活動に優位な交感神経が活発になります。

ところが雨の日は狩りの獲物となる野ウサギなどの小さい生き物は木陰に隠れたりしているので、成果が上がりません。

野山に山菜取とり行っても雨が降り、
さらに嵐になって遭難でもしたら命にかかわります。

なのでじっとしているべき時には副交感神経が優位になって、血圧や血糖値も低く抑えられ省エネモードになります。

この省エネモードが極端になると頭に血液が生きずらくなり脳が酸欠になります。

脳が酸欠になると脳が血液を要求します。

そして実際に血液が脳に巡りだすと

脳の血流を制御している三叉神経を刺激して拍動性の頭痛が起こることがあります。

これが片頭痛といわれています。

このように狩猟生活をイメージすると身体の不調の原因の予想がつくことがあるのです。

これらは自律神経の働きそのものが弱っていることが原因の一つです。


対策の一つは副交感神経が優位になり過ぎないようにするために、交感神経の働きを活発にさせる練習をすることです。

交感神経の働きを活発にさせる練習は少し負荷のある運動、少し汗ばむ早歩き程度の運動を定期的におこなうことです。

体力にあわせて行います。

効果を実感するまでには数週間から2,3か月程度はかかりますが、自律神経そのものが活発になり元気になってきます。


散歩をすると脳の老化が止まる!?

「ステイホーム」と言われていますが、肉体的にも精神的にもなかなか辛いものがあります。

ストレス発散の一つに運動があります。

最も手軽な運動の一つに散歩です。

ある研究によると、

週に3~4回40分ほど速足で歩くと脳の中の海馬の萎縮が止まり、逆に大きくなり記憶力の改善が見られたそうです。

海馬は脳の中でも特に記憶力や意欲と関係しており、認知症やうつ病の方はこの海馬が委縮して小さくなる傾向があるとされています。

歩くときのポイントは少し汗ばむ程度に負荷をかけて歩くことです。

平坦な道プラス坂道や階段を加えると効果的です。

だらだらと歩いても効果は期待できないそうです。

特に今の時期は暑すぎず寒すぎず散歩に最高の季節です。

日の光に当たることによって皮膚でビタミンDが作られます。

ビタミンDは免疫力とも深く関係しており、

「新型コロナで重症化する方には、ビタミンDが不足している」という研究もあるようです。

散歩にはさまざまな利点があるのです。

痛くても身体を動かした方が良い理由

腰など痛みが辛いときは身体を動かす事が億劫になってきます。

ぎっくり腰で安静にしていた場合と、なんとか日常生活の範囲で身体を動かしていた場合では

身体を動かしていた方が改善率が高いとされています。

再発率も低いようです。

どうしてでしょうか?


最近の研究で、筋肉を使うと筋肉から炎症を抑える物質、

つまり痛みをおさえる物質が筋肉から分泌されることが分かってきました。


痛みをおさえる物質は脳内で分泌されることが分かっていましたが、

筋肉からも分泌されることが新たに分かったのです。


筋肉を動かして痛みが少し軽減されれば、その分だけ身体を動かしやすくなる。

身体を動かすと血流が改善されるので、痛めた筋肉の治癒が早くなる、

治癒が進むと動かす事が楽になる。

という事です。


このように人の身体には、身体の不調を整える働きがそなわっているんです。

ただし、痛みが増す動きは控えた方が良いので、むやみに頑張らないで下さいね。