即、耳鼻化へ!

帯状疱疹の中には、耳や眼の周りの顔にも出来る事があるのは意外と知られていません。
顔に出来る帯状疱疹は治療が遅れると神経痛、難聴、適切な処置が出来ないと稀に失明の可能性もある怖いものです。
■初期症状について
・耳、耳の周り、耳の中に赤いブツブツが出来てズキズキ痛む(ラムゼイハント症候群の可能性)
・顔に水泡がある
・眼の周りに水泡がある
■何科に行けばよい?
・基本的に皮膚科です。
・耳と耳の周りであれば、耳鼻咽喉科、耳鼻科。
・眼の周りであれば、眼科になります。
治療としては、抗ウイルス薬・ステロイドの投与があります。
発症から72時間以内(3日以内)に治療を開始するのがベストです。
■原因は何ですか?
体内にとどまっている水疱瘡のウィルスが再活性化することが原因です。幼少期にかかった水疱瘡のウィルスはそのまま体内にとどまっており、
体力が落ちるなどして、免疫力が低下しているときに再活性化して発症します。
■胸や背中などの帯状疱疹がある場合は何科が良いですか?
身体に出来た帯状疱疹は、皮膚科です。
こちらも、72時間以内(3日以内)に治療を開始するのがベストです。
治療が遅れると、帯状疱疹後神経痛のリスクが高くなります。
■帯状疱疹予防に日常生活で気を付けることは?
体力低下・免疫力低下が原因です
・十分な睡眠をとって疲れをためない事
・たんぱく質、緑黄色野菜、炭水化物、脂質、食物繊維などバランスの良い食事
・ウォーキングなど軽めの運動を継続する
・気分転換になるものを続けるなど、ストレスをためないようにする
など。
まさかの為にも、近所の皮膚科・耳鼻科・眼科をチェックしておくのも、良いかと思います。